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SEA SHANTIES

HIGH TIDE

評価:51件のレビュー

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ECLEC2204(ESOTERIC) 【06年発売CD】

ボーナス・トラック5曲、デジタル・リマスター。

カケレコ・レビュー

超絶ギタリストTony Hillとヴァイオリン名手Simon Houseを双頭とするグループ、69年作、英国サイケ・ハードの傑作!

超絶ギタリストTony Hillと、後にHAWKWIND〜THIRD EAR BANDで活躍するヴァイオリン奏者Simon Houseを中心とする英ハード・ロック・グループ。69年作の1st。引きずるようにヘヴィなリズム隊をバックに、暴力的なまでに歪んだファズ・ギターとスリリングなヴァイオリンが時にサイケデリックに沈み込み、時にエキセントリックなバトルを炸裂させる。混沌とした中から浮かび上がる英国的な叙情性など、これぞブリティッシュ・ロックな深みも見事。Tony Hillはそれほど有名ではりませんが、テクニックとセンスはかなりのもの。重たく歪んだリフから流麗なアルペジオ、メロディアスなソロまでどれもがハイ・レベルです。Simon Houseのヴァイオリンもさすがの一言で、静のパートでは流れるように美しいソロでドラマティックに、動のパートではスリリングなプレイで緊張感を増幅させています。英サイケ・ハードの傑作。

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レビュー一覧

評価:5ギターとバイオリンの凶暴なバトルが最高です(3 拍手)

レビュアー:ike333さん レビューをすべて見る

少しサイケがかって凶暴に暴れまくるTony Hillのギターと、後にHawkwindなどで活躍することとなるSimon Houseのバイオリンの緊張感の高いバトルが凄まじく、粗削りながらも傑作アルバムだと思います。特に、A3のPushed, But Not Forgottenは、穏やかなギターとバイオリンの調べをバックに歌い、突然、激しい場面に変化するという、King CrimsonのLarksに近い衝撃が走る楽曲で見事なものです。しかし、この時代に、バイオリンを導入したバトルというのは目新しかったのではないだろうか、むしろ少し早すぎたのかなとも思われます。翌年には大作3曲で構成する2作目"High Tide"を発表していますが、本作で堪能できるようなインパクトは小さくなってしまいました。私は、もともとRepertoire盤を持っていたのですが、音圧が低かったのでEsoteric盤を買い直しました。より凶暴感が高まり満足です。なお、スリーブデザインはPaul Whiteheadで、特にインナーのペインティングが素敵です。LPは無光沢紙に印刷されていますので、CDのブックレットもそうであったら、より良かったと思いました。

ナイスレビューですね!

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