カケハシ・レコード

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汚染された世界

ロヴェッショ・デッラ・メダーリャ

評価:31件のレビュー

在庫なし

BVCM37503 【04年発売CD】

廃盤、紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、定価2000+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

L.E.バカロフ指揮のオーケストラをフィーチャーしたイタリアン・シンフォニック・ロックの傑作、73年リリース

イタリアン・ハード・ロックグループとしてその歩みを始め、NEW TROLLSの名盤「Concerto Grosso N.I」のオーケストラ・アレンジで有名なLuis Enriquesz Bacalovの協力により名盤を生み出すこととなるプログレッシブ・ロックバンドの73年3rd。前2作でゴリゴリのハード・ロックを放っていた彼らが突如としてオーケストラと融合。イタリアン・シンフォニック・ロックの名盤を作り上げた本作は、Luis Enriquesz Bacalovのストリングス・アレンジが発揮された素晴らしい内容となっており、彼らの持ち味であったハードでダイナミックなロックのアンサンブルとクラシカルなテイストがぶつかり合いながら交じり合う名盤。濃厚なイタリアン・ロックの全てを詰め込んだ必聴作となっています。

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レビュー一覧

評価:3なんか免許とりたての頃の運転を思い出してきた(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ヨハン・セバスチャン・バッハの一生、のような内容だと推測するメダーリャの3作め。バッハのモチーフが出てくるし、トッカータとフーガみたいな局面があるし…でもクラシックを志向していると言うより、ポピュラー・ミュージックです。ルイス・バカロフは、そういう作曲家です。メダーリャにとって異色作であることは違いありません。場面展開の多い組曲形式で、弦楽やチェンバロが主導する性急なパートと、ゆるやかなボーカル・パートが交錯して出てきます。

わたしなんかは、展開の激しさになかなかついて行けません。ニュー・トロールズでは同じような展開を、リフレインでつなげていくのですが、なかなか主要なテーマを覚えきらないうちに次のパートに突入していく印象です。そのへんが残念と言えば残念。アンサンブルが性急で激しいわりには、ゆるやかなパートになると曲がなかなか進まないんです。思いっきりアクセルを踏んだ後、赤信号につかまる。これが繰り返されます。

演奏はさすがに上手いし、弦楽との相性も良いです。救いは明るさでしょうか。導入部はわくわくさせて、何が始まるんだろうと期待させる盤ではあるんですが。

ナイスレビューですね!

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