カケハシ・レコード

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レッグ・エンド=レジェンド

ヘンリー・カウ

評価:51件のレビュー

在庫なし

LSI2035 【98年発売CD】

ORIGINAL MIX、定価2600+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

アヴァン/チェンバー・ロックの代表格、73年発表1st、緻密にして芳醇、問答無用の傑作!

FRED FRITH(G)、TIM HODGKINSON(Key)、JOHN GREAVES(B)、CHRIS CUTLER(Ds)、GEOFF LEIGH(Sax&Flt)の5人組。73年作の1st。ジャズ、現代音楽をベースにロック的なダイナミズムと英国的叙情がミックスされたサウンドはデビュー作とは思えない驚異の完成度。「Nirvana For Mice」での緻密かつ暴力的なアンサンブルは唯一無比。カンタベリー・ミュージックを代表する傑作。

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レビュー一覧

評価:5ロックにおける前衛とは?そのひとつの答え(4 拍手)

レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る

イギリスのアヴァンギャルドなバンドによる1st。
よく「チェンバーロックの始祖」などと呼ばれ、プログレッシブロックの名盤企画などでは必ず名前が挙がる。このジャケットだけでも見たことのある方は多いだろう。

内容は一言でいうと「前衛的なジャズロック」なのだが、それだけでは名盤扱いはされない。即興演奏のセンスのよさ、躍動するリズム、奇妙だが耳ざわりのいいメロディ、カンタベリー系に特有のユーモア感覚など、とにかく完成度が高く、何度聞いても飽きない。
個人的には、クリムゾンのSchizoiz manの間奏部分を拡大し、独自の解釈を加えたような音楽という印象をもった。ロックにおける前衛とは、という疑問に2ndと併せてひとつの答えを提供してくれる。

ただこのバンド、イエスやクリムゾンのように聞いて一発でノックアウト!という感じでは決してない。かく言う私もこのアルバムを初めて聞いたときは全くピンと来なかった。何度聞いても良さが分からなかった。しかし、ある日突然分かってしまうのだ!そうなるともう生涯の友となり、靴下3色集めてしまいたくなる衝動に駆られるのでご注意を。

ナイスレビューですね!

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