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キャメルの傑作のひとつに数えられる永遠の名作。ジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」をモチーフにした音楽文学。
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
イギリスのプログレッシヴロックバンド、1991年発表作品。
活動休止後の8年ぶりの復活作であり、
スタインベック原作「怒りの葡萄」をモチーフに制作されたコンセプトアルバム。
印象としては、聴き手のヴィジュアルイメージを喚起するような柔らかな音楽であり、
ある種、サウンドトラック的ともいえるが、
ラティマーの情念を込めたギターフレーズが耳に飛び込んでくるたびに、その美しさにハッとなる。
レコード会社を離れ自らのレーベルから出したこのアルバムには、
明らかにこれまでのキャメルのアルバムとは異なり、
売れ線を押し付けるレーベルから自由になった喜びと、ラティマーの「真にやりたい音楽をプレイする!」という強い意志を感じる。
なお、このアルバムは今まで支えてくれたラティマーの奥様に捧げられています。
じっくりと歌詞を読みこみ、ストーリーを追いながら聴いてほしい。