はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
890円 (税込979円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
盤に指紋跡あり、帯はケースに貼ってある仕様です、帯に折れあり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年作。「こわれもの」「危機」で大きな成功を収めた彼らですが、本作は彼らが更なる高みを目指した1枚であり、Jon Andersonの宗教的なコンセプトをテーマに神秘的な雰囲気と独特の瞑想感、スペーシーな雰囲気で進行する良作です。全4曲から構成され、うち3曲は20分を超えると言う大作主義の極みのような作風は圧巻であり、Bill Brufordに代わりドラムにはAlan Whiteが初めて参加しているほか、Rick Wakemanは本作を最後に脱退。非常に複雑な構成から賛否両論のある1枚ですが、やはりその完成度に脱帽してしまう傑作です。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:appo128さん レビューをすべて見る
スタジオ作としては、危機の次作品である。待望の新作として購入し、毎晩聴いた私の子守唄である。評価では危機に劣るが、邦訳された歌詞は哲学的・宗教的で極めて難解、神秘性でもスケール感でも、YES最高のトータルアルバムである。
1.神の啓示
2.追憶
3.古代文明
4・儀式
の全4曲(1曲20分前後)だが、「神の啓示」「儀式」は最高の出来である。私は神の啓示を聴きながら眠っていた。
これだけの大曲、テイク一発で録れるはずがなく、分割テイクの継ぎはぎである。キーボードのリックウェイクマンが直後に脱退しているが、きっとアンダーソンの細かい指示やダメ出しに辟易としながら、何回もテイクし直して辛抱できなかったと思える。そのくらい練られた訳である。
聴く側も辛抱を要するが、プログレを語るなら、避けて通れない作品である。