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POCE1142(STRANGE DAYS) 【07年発売CD】
紙ジャケット仕様、07年オリジナル・リマスター音源使用、内袋付仕様、定価2800+税。
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プログレッシブ・ロック界を代表する技巧派ドラマーFurio Chiricoといぶし銀のプレイを聴かせるキーボーディストBeppe Crovellaを擁する、イタリアを代表するジャズ・ロックグループの74年デビュー作。その内容は非常にテクニカル且つシンフォニックなジャズ・ロックであり、次作と並んで彼らの代表作となっている名盤。非常に歌心豊かなメロディーを奏でるヴァイオリン、サックスなどを取り入れたそのサウンドはシンフォニックで優美な音像を構築し、Furio Chiricoのパワフルで手数の多いドラムが乱舞。そこに時に激しくソロを弾き、時にメロトロンで雄大な叙情を語るBeppe Crovellaのキーボードが響きます。技巧で迫りつつも、メロディーの良さで聴かせる名盤です。
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レビュアー:さん レビューをすべて見る
手数、手数、手数て感じのアルバムです(笑)
ドラムがすごい 右手レギュラーでオープンハンドってかわってますよねー手数を追求したらこうなるのかしら?
常にスネアがボショボショなっているイメージ(笑)
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
北イタリアが新型コロナウイルスで大変なことになっております。なんとか頑張ってもらいたい。医療従事者も住民も政府も自治体も。北イタリア応援の意味をこめて、アルティ・エ・メスティエリを書きます。イタリアと言えば食器や革製品のデザインと品質の良さ。北部の職人気質をこれだけ表現できるバンドは、ほかにないでしょう。ロックというより一流の工芸品を見ているような見事さです。北部職人の後継者不足を補ったのが中国系出稼ぎ労働者のようで、どうもコロナ感染症はそこから始まったようです。
フリオと言えばキリコのドラミングなわけです。わたしは、このファースト作の素晴らしさを哀愁をたたえたメロディにもあると考えていまして、だれが曲を書いているかと言うと、ジジ・ベネゴーニです。ベネゴーニと書くと、なにか新しいパスタのメニューみたいですね。わたしはカルボナーラとジェノベーゼとペペロンチーノとポモドーロを同時に作ったことがあり、頭がパンクしそうになりました。横にそれてすみません。
演奏でベネゴーニが前に出てくる場面は少なく、本当に影の仕掛人だったのだろうと思います。不思議なことに彼のリーダー・バンド、ベネゴーニ・アンド・カンパニーでも、アルティほどのメロディを書けていないのです。バイオリンとボーカルのジオバンニ・ビグリヤの活躍とも相まって、音楽の神が舞い降りていた録音だった気がします。また、このクールさが他のイタリアのバンドにはない味です。ペリジェオ、アゴーラにしても「熱い」ですから。