はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
マレーシアのグループ、74年リリースの唯一作。ライナーには、ペルーのWe All Togetherに似ていると書いてありますが、確かにその通り。ビートリッシュな美しくリリカルなメロディー、甘美なヴォーカル&ハーモニー、ストリングスが彩るドラマティックなアレンジは、その手のサウンドが好きな方は卒倒ものでしょう。全曲英語。ビートルズの遺伝子を受け継いだ偉大な一枚。デジタル・リマスター。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:Durangoさん レビューをすべて見る
なかなかポップで素敵なメロディを持つ曲が揃っているとは思いますが、最後まで空気感が変わらないせいか一曲一曲の印象はびっくりするほど残りません。こちらとしては単にビートルズっぽい音楽ではなく、民族性を反映した独自のビートルズが聴きたいので、そういう方向を目指してくれたほうがうれしかったわけですが。母国語の曲を何曲か入れて、地元の楽器なんかもあれば使って、もっと猥雑にやってもよろしかった気がします。それでいてメロディはビートルズという。けっこうおもしろくなると思うんですがいかがでしょう。あの辺って案外まじめな人が多いんでしょうか・・? いや、まじめなのは一向に構わないんですが、それで面白みがなくなってしまうのはちょっともったいないなという話です。色々書きましたが、でもまあ悪くはないかなとは思います。
レビュアー:らざふぉーど博士さん レビューをすべて見る
確かにメロはビートル小僧です。パイロット、コーギスなんかにも近いと思います。でもね、全編に割り込んでくる「ぴよ〜ん」のチープなシンセが曲をブチ壊し(泣)。ピアノだけで十分なのに。
74年作といったって、サイケ風味出すためにこんなプロデュース必要だったの?ストリングスだって明らかに付けたしって感じ。
ニッチとよばれてる大英帝国作品はあくまでも「偉大な先輩への憧れ」があっての結果論的疑似Beatlesだったと信じてます。
コレは違うと思う。
レビュアー:2さん レビューをすべて見る
ジャケットと曲のギャップにはかなり笑いました。どの曲もやや粘着質なビートルズという感じでけっこう良いのですが、どこの国の音楽だか全然分からないのと、通して聴くと、表題曲がいちばん面白みに欠けるように感じました。