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ビート・ロックグループとしてその歩みをはじめ、アコースティックでジェントリーなプログレッシブ・ロックを作り出したドイツのグループの72年作。ポピュラリティーのある優しげなメロディーを持つ名盤としてだけでなく、サイケデリックな質感を残した味わいのあるシンフォニック・ロックとして、そしてメロトロンがこれでもかとフューチャーされた作品としてプログレッシブ・ロックファンの琴線に触れるアイコンに恵まれており、ジャケット通りドイツの寓話の世界をのぞくようなファンタジックなサウンドを構築しています。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
1971(72?)年。ジャーマンシンフォではよく知られたバンド。こちらは2nd。
「よく知られた」の意味は、ジャケットの美しさとメロトロンの使用頻度の高さで、という意味だ。
音の方はジャケットから連想するようなファンタジーさよりも、ややダミ声のVoと時折ドタバタするドラムの音…これきっとProcol Harumの影響大でしょ? 楽曲は悪くないんだが、音作りとしては洗練度が低い。それでも冒頭の『The Morning Song』からメロトロンが登場。雰囲気はMatching Moleの「O Caroline」に似てなくもない。ダミ声Voを除けば(ちなみにG.ブルッカーには悪意はありません。ええ。)。
続く『The Princess And The Minstrel』そして、メロトロンのストリングスを大フィーチャーした『Dragon's Maid』は聞いて損はない。
いわゆる「ユーロロック(懐かしい!)」を紹介する雑誌なんかではよく取り上げられるほどの作品。プログレマニアを標榜するなら1枚お手元にどうぞ。