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84年に自主制作された作品。冷たいトーンで悲壮感漂うシンセ、リリカルなクラシック・ギター、アニー・ハズラムを想わすクリアな歌声の女性ヴォーカルが印象的なジャーマン・シンフォ。巧みなリズム・チェンジで楽曲に起伏を持たせるリズム、テクニックはそれほどでもないものの1音1音丁寧にメロディアスなフレーズを紡ぐギターも聴き所。ゲルマンの森深くにひっそりと佇む湖のように美しい名作。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
82年唯一作
80年代初期のジャーマン系アイテムの中でも隠れた名盤として
本格的なシンフォニックサウンドを生み出したグループ。
「天地創造」をコンセプトに製作されています。
伸びやかなAnnie Haslam系女性ボーカルを擁し、メロウなエレ
キギターのフレーズ、アコギのファンタジックなアルペジオ、
時代を反映したポリフォニックシンセの音を用い、自主制作な
がらなかなかの好盤と言えます。
EPIDAURUSなどと並べて論じられるわけですが、EPIDAURUSがメ
ロトロンだらけのファンタジックさを持っていたのに対し、
WERWOLFは前述のポリフォニックシンセと格調高いハモンドオル
ガンの響きが前面に押し出されており、クラシカル全開の
EPIDAURUSよりもハードロック寄りの音を出しています。