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アメリカのグループ、72年の激レア盤。粘りあるブルージーなギター、ジンジャー・ベイカーばりに手数が多く重量級のドラム、渋いシャウトを聞かせる男臭いヴォーカルが印象的。抜群のタメを効かせる極上サイケ・ブルース・ロック!繊細なアコギとメロウなメロディが光る哀愁溢れるナンバーも出色の出来映え。文句なしの名作!ジャケとバンド名にピンと来たら、迷わず買ってみてください。ハズレなし!
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
バンド名とカバーの雰囲気から南部のバンドかと思っていましたら、れっきとしたニューヨーク録音。ロング・アイランド出身であるようです。清々しさはみじんもないディープなブルーズ・ロックで、どろどろに酔いつぶれたときに効きそうです。ボーカルはレスリー・ウエストのようながなり声。そのせいかマウンテンに近い印象を持ちました。マウンテンにあるのが武骨なハードさと抒情性のバランスでありますが、このグループもギター、ベアード・ハルセーの趣味で時おりアコースティックな世界になってしまい、単調さから免れています。
72年発売の唯一作です。やはりカッコいいのは1 Potatoe Strut のルーズさ。途中テンポが変わってまた元に戻るんです。3 The Waiting E Train Blue 、6 Frolic Childは一転アコギ弾き語りです。ドラマーが几帳面に叩く人なのでドラムズのない曲ではウエスト・コーストの影響にあることがわかります。