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06年1月に急逝したTrace/Ekseptionのキーボーディスト、Rick Van Der Linden。彼がプログレ界に蒔いたいくつかの種は、時を経て素晴らしい花を咲かせています。まさにTrace/Ekseptionに影響を受け、Rick Van Der Linden本人も一目を置いていたキーボーディストによる新人バンドの08年デビュー作。ハモンドオルガン、きらびやかなシンセブラス、そしてRick Van Der Lindenも好んだパイプオルガンなど、彩りの豊かなキーボードサウンドをテクニカルな弾き倒しで響かせるキーボーディスト、ロシアのLittle Tragediesばりのダイナミズムを演出するギタリストを中心に、ハードクラシカルにまとめられた音楽性が素晴らしく、現行キーボードプログレシーンに彗星のごとく現れた脅威の新人と言えます。Trace/EkseptionからELP、Niceまで、クラシカルキーボードロックファンは押さえておきたい衝撃作。
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
当時、オランダから久しぶりに素晴らしいキーボード・ロック・バンドが現れたと歓喜したSURVIVALのデビュー・アルバム。
まさにトレース直系で、メンバーのクレジットは3名だが、ほぼマルチ・プレイヤーのJACK LANGEVELTとギターのDAVID DEXTERによるユニット・バンドだと言って良い。
しかもそれを感じさせない厚みのあるサウンド。
影響を受けた音楽として、BachやMozartなどのクラシック、EL&PやTraceなどのプログレッシブ・ロック、ケルティック音楽、オペラ、映画音楽まで書かれており、彼らのバック・グラウンドの幅広さを知ることが出来る。
全曲手掛けているJACK LANGEVELTがバンドを主導していると思われるが、ハモンド・オルガンの演奏が如何にもプログレしていて、微笑ましくさえもある。
荘厳なパイプ・オルガンやメロトロンも導入した、クラシカルでドラマチックなキーボード・プレイが聴きどころ♪
「TARKUS」からの引用について書かれているが、「TARKUS」を聴き込んでいない私は、どこに使われているのかわからず・・・EL&Pファンには、それを見つけるという楽しみも・・・!?