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構築的な楽曲アレンジ、美しいコーラス・ワーク、そして華やかな音像で「フランスのYES」などと評されている、フレンチ・シンフォニック・ロックを代表するグループの78年3rd。ギターリフが印象的な彼らの人気曲「パリは燃えているか」で幕を開ける本作は、その技巧を武器に、よりタイトな演奏が光る名盤となっており、彼らの作品の中でも最もシンフォニック・プログレッシブ・ロックと呼ぶにふさわしい作品。ジャズ・ロック的なアプローチは楽曲に自然に馴染み、ストリングス・シンセサイザーなどのシンフォニックな彩りで聴かせる作風へと変化しています。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ファンタジーをテーマにした2作のあと、シンプルに「第3」と名付けられた作品。前2作と打って変わったスピード感と明るさを持っています。大作指向から自由になり、奔放な曲が続きます。とにかくアトールのよさは演奏力、特に腰の強さです。フュージョン・バンド並みの演奏力で突っ走りながら、ポピュラー・ミュージックとしてとても親しみやすいところが素晴らしい。また、ボーカル、アンドレ・バルザーの表現力も特徴です。フランス語をロックに乗せる最初の試みは、アンジュのフランシス・デカンでありましょうが、アトールはまったく無理なくフレンチ・ロックを確立してしまいました。
「組曲「夢魔」」は、どうも本国以上に日本で売れたようです。偏見なくいい音を選びとる日本のリスナーも大したものです。
レビュアー:akagiさん レビューをすべて見る
LPを盤質Bの中古で持っていた。
キングのユーロロック廉価盤シリーズだ。
帯も無く、ジャケットもボロだった。
当然盤にも傷が有った。
今日のCDで、盤面に傷があっても音に影響する事は無いと思うが、
LPでは、ポチポチブチブチと。
「パッリ〜」という元気な叫び声と
電気音楽というのが印象に残っている。
だからと言って、叙情的な部分も有り
無機質な作品に仕上げていない。
紙ジャケで、聴き直してみたいものだ。
なに、もう入手困難?!
レビュアー:appo128さん レビューをすべて見る
高校生の当時、YESの海洋地形学ばかり聴いていたが、この新品LPを買って1曲目「パリは燃えているか?」を聴いた瞬間、鳥肌が立ったというか、ある意味嬉しかった。パリ・ロンドン・モスクワとか、この辺りが出てくるのは当然だろうが、東京も出るんだ。さていくつの都市名が出るでしょうか?曲への入り方と言い、最後に蒸気機関車効果音でフェードアウトするなど、アルバムの掴みとしては最高ですね。
2曲目以降も上出来で、捨て曲なし。とにかく、ギターとヴァイオリンのセンスが抜群で、ノリノリのドライヴ感も良い。
アトールは2作目「夢魔」の評価が高く、3作目は・・・と言う人も多いが、私は甲乙付けたくない派ですね。
レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
アグレッシヴなジャズ・ロック的傾向の強い前作と比べてややポップに垢抜けたシンフォ志向に変貌したけれど、よりオリジナリティが増して音ひとつひとつの表現の彫りが深くなった印象。歌ものとしては前作より評価したい。