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490円 (税込539円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
ケースツメ跡あり、ケースにスレあり、小さいカビあり
290円 (税込319円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
盤にカビあり、レーベル面に汚れあり、ケースツメ跡あり
アメリカン・ロックを代表する名グループ。傑作デビュー作に続き、69年にリリースされた2nd。「地下室のような」音をめざした1stに対し、本作のサウンド・コンセプトは、「木の温もりのある、ズシンとくる音」。まさに言い得て妙。数十年という時を刻んだ木だけが出せる芳醇な温もりを見事に感じさせてくれます。相変わらずの深みのあるアンサンブル、完璧なグルーヴ、奇跡的なメロディ。THE BAND渾身の傑作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
わたしは農家ではなく、仕事の合間に農作業をしています。5月と言えば一年で最も畑仕事をする時期で、先日10時まで仕事をして、土曜日の朝7時には畑に出ているという暮らしを続けていると、おのずと聴く音楽が絞られてきます。まず西海岸やブリティッシュ・ハードには手が伸びません。この盤の疲労感は疲れた体に染み入ってくるようです。常温のいい地酒をやりながら聴きたい音楽です。(わたしはふだん飲みませんけれど。)
「アポン・ザ・クリプル・クリーク」のヘルムの刻み方を聴いていて、サイモン・カークとそっくりなタイム感であることに気づきました。道理で疲れるわけだ。少しニュー・オリンズのリズムに近い叩き方に感じます。60年代の流行り音楽に耳もくれず、ルーツ音楽を手本に彼らは独自の音を編み出しました。セカンド作の頃の公演ポスターには「カントリー・ロック」と書かれています。しかし、スコティッシュ・アイリッシュのカントリーではなく、アフリカ系の40年代フォークの音なのだろうと思います。ボブ・ディランがそうですから。
ザ・バンドで唯一のフリー・ハンド演奏家であるのがガース・ハドスン。彼だけはどんな旋律を弾いたってかまいません。メンバーの音楽師範なのですから。ハドスンの鍵盤オブリガードは、ボーカルを追う聴き方をしていると、ほとんど気づきません。バンドがルーツ音楽をやっているのに、ハドスンだけは未来から来たような旋律を弾いていて、それでいてバンドの方向を決めているのです。ぜひ一度ハドスンのオルガンだけを追う聴き方をしてみてください。