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ドイツの暴走オルガン・ハード・グループ。74年録音のライヴ音源。72年の唯一作「CIRCLE OF THE CRAYFISH」で聴けた破天荒っぷりはここでも健在。これはただただ凄まじい...!!
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レビュアー:Hammond orgasm Georgeさん レビューをすべて見る
studioで1発録音し観客の歓声を後から被せた擬似実況録音と思われます(実際後半数曲には歓声が全く入って居ません)。
circle of the crayfishとは重なる曲がなく、実質2nd albumです。
speed, hard & heavyだったcircle of the crayfishに比較すると、Lee Michaelsの様なAmerican tasteが多少感じられます。
レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
あんな超人的でないけれどイアン・ギランのようなシャウトが炸裂し、EL&Pのようなムーグが火を噴くライヴです。スタジオ作よりも遥かに弾けています。デュオなのに演奏はしっかりしています。
レビュアー:4001jacoさん レビューをすべて見る
ジャケ写と鳴っている音からして、ハモンド/クラビネット/ミニムーグ/アップライトピアノ/ベースペダル/ボーカルのアーミン・ストーウェ、ドラムのローランド・シャップ、2人だけの独バンド。
1974年 ハンブルグとマインツでのライヴからの抜粋 10曲で72分です。
1曲目「Just Right Here and Now」 2曲目「Red Guitar」、ハモンドとムーグがうなるへヴィロックで幕開け、3曲目「Little Country Girl」はシャッフルのソウルフルR&B感も。
4曲目「7step to Hell」で雰囲気がゴシック系の語りから始まり=後年ですが 〈アンブロージア1st(米1975)〉 「Mama Frog」の中間部っぽい=ムーグ、ハモンドが再び暴れ、最後はELPのグレッグ・レイクに似たVoで締め。
5、6曲目はまたまたエマーソンフレーズも一部入れながら、これもレイク風歌唱。(この曲あたりがスタイルとして一番ELPっぽい)
8曲目前半リック・ウェイクマン風ムーグソロからELP形態へ展開。
全体として、2人だけなのにレッドゾーン振り切り続けの熱量と体力に打ち負かされます。 逆に言えば、激しめのキーボードトリオって2人でも出来るんだ!的発見が・・
ボーカルは他のレヴュアーさんの言われた通り、イアン・ギラン風とグレッグ・レイク風の2パターンあります。 Drもボーカル取ってるのかは不明です。(全編英語)
キーボードのアーミンは、その後PPGコンピュータ、オーバハイムやムーグモジュラーシステムに関わる開発に携わりますが、残念ながら2005年ベルリン近郊の古い軍隊の兵舎で自殺されたそうです・・エマーソンも然りですが本当に惜しいミュージシャン・・
なにせ演奏のハードなぶっとび加減とテクニカルな安定感が同居する、かなりELPに近い「コンビ」です。
同じ編成では、伊のルスティチェリ&ボルディーニがありますがあそこまでスコアリングされている感じではなく、とにかく力でねじ伏せる系が痛快な、レヴュータイトル通りの7層ケーキくらい厚くて、表面のダークチョコレートの様に苦みも走るいいバンドでした。
※上記記載、履歴などのソース元は、ジャケに印刷された独文からです。