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イタリアの実力派キーボード・シンフォ・グループALIANTEの元キーボーディストEnrico Filippiが結成した新バンドによる24年1st。1曲目からキーボード・プログレの名曲!ジャジーでタイトなリズム・セクションと連動するように、オルガン、シンセ、ピアノが代わるがわる登場してはクラシカルで流麗かつ緊張感も孕んだプレイを繰り広げていきます。中盤は凛とした気品高いピアノとGENESIS直系のファンタジックなシンセのコンビネーションが最高です。そしてラストは激情を滾らせるオルガンがスリリングなソロを炸裂させ幕引き。これは素晴らしいアルバム・オープナーです。続く2曲目も、オルガンとシンセがファンタジックさと哀愁が絶妙に入り混じったサウンドを紡ぎだしていく、とにかくグッと来るナンバー。そんな調子で、全編魅力的な鍵盤楽器群のプレイと緩急自在に演奏を牽引するリズム・セクションによる至上のキーボード・プログレを紡ぎます。各種のキーボードから次々と叙情的なフレーズを湧き上がってくる演奏は、LE ORMEファンならきっと感動を禁じ得ないはず。ALIENTEも24年作が素晴らしかったですが、本作も同等かそれ以上の完成度です。傑作!
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