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79年に結成され、82年にデビューしたなんと中東はバーレーンのプログレ・グループ。84年作の2ndアルバム。高らかなトーンで幻想的に鳴り響くキーボード、スティーヴ・ハケットを彷彿させる一音一音丁寧に紡がれるエレキ・ギター、よく動くリッケンバッカー・ベースと手数多くシャープで安定感あるドラムによる魅力的なリズム隊、そして、クセのないジェントルな歌声の英語のヴォーカル。70年代末〜80年代はじめの中東にこれほどまでハイ・クオリティなジェネシス/キャメル直系のプログレ・バンドが居たとは。フランスのASIA MINORあたりにも比肩する名作です。
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
初めてこのバンドを知った時、「中東バーレーンのシンフォ・バンド」、「キャメル直系」、「メロディアスな叙情派」などの魅惑的な謳い文句が並んでいて、「中東の国にシンフォ系のバンド!?ウソでしょ!?」と思いながらも、手に取ったOSIRISの2ndアルバム。
実際に聴いてみて驚いた。
まさに謳い文句どおりのサウンドで、ざっくり言うとギターをメインにした曲とキーボードがメインの曲に分けられるような気がするが、どちらも甲乙つけがたい。
1曲目ですでに明らかなように早いドラムとビンビン響いてくるベースのリズム隊が安定していて、バンドとしてのバランスがとても良い。
リズム隊がしっかりしていると曲が締まるよね!
曲長は6分〜9分が主体でそれ程長尺ではないけれど1曲の中での変化もあり、何よりもメロディアス・シンフォと呼ぶにふさわしい曲が並んでいる。
内ジャケの「如何にも中東」な濃いメンバーの写真を見ると、こんなおじさん達(ひとり女性メンバー)が・・・と思うけれど、音楽は年齢に左右されないことについては、多くの先人達が証明済み。
あと、内ジャケを見てリード・ヴォーカルの人だけ写真がないのは何故かとか、7曲目だけメンバーのクレジットが違う(バンドに何が起こった!?)とか気になる・・・作品の評価には関係ないけど・・・。