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BLUE EFFECT(MODRY EFEKT)とJAZZ Q PRAHA(後のJAZZ Q)という旧チェコスロバキアが誇るプログレ・グループ2組が共演した70年リリース作。冒頭19分の大作から強烈で、手数多く乱れ打つドラム、フリーキーに荒れ狂うサックス、ブルージーなギターや狂乱するオルガンらがアヴァンギャルドな即興演奏を繰り広げる前半、そして後半はフルートとピアノの出番を経てやがてスリリングなジャズ・ロックへと収束していきます。このアヴァンギャルド性とエネルギッシュさが拮抗する強靭なパフォーマンスは、初期AREAが好きな方にオススメしたいです。2曲目も素晴らしいナンバーで、Radim Hladik得意のハード&ブルージーなギターがメインを張るBLUE EFFECTの作風が強く出た哀愁のハード・ジャズ・ロックを楽しませてくれます。全体としてはインプロ主体のアヴァンな作風ですが、各人の研ぎ澄まされた達人的プレイが耳を釘付けにする、絶えず緊張感MAXのサウンドが圧巻の一枚です。
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