カケレコ・レビュー

哀愁のメロディ炸裂のキャッチーなメロディック・ハードを聴かせるポーランド新鋭、24年デビュー作

06年デビューのポーランド出身HRバンドKRUKの元メンバーによって結成された新鋭グループの24年デビュー作。哀愁のメロディ炸裂のキャッチーなメロディック・ハードはかなりグッと来るサウンド。ザクザクとヘヴィに刻むリフワークから泣きも入ったソロまで見事なギター＆そのギターに応じるシンフォニックかつスリリングなキーボードが突き進むアンサンブル。そしてただでさえ哀愁に富むメロディを、一層哀愁たっぷりに歌い上げるポーランド語の男性ヴォーカル。プログレ的な凝った音作りは最小限に、ひたすらキャッチー＆メロディアスに聴かせるスタイルが気持ちいいです。快作！

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