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FRENCHTV#11 【16年発売CD】
デジパック仕様、定価2700。
1590円 (税込1749円)
帯【有】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
84年の結成以降、バンド創始者であるベーシストのMike Saryを中核に活動する米テクニカル・アヴァン・プログレの名バンドによる16年発表の11th。本作では、なんと日本のプログレ・バンドTEEのギタリスト米田克己氏とキーボーディスト米倉竜司氏、FLAT122で活動するキーボーディスト川崎タカヲ氏が全面参加、Mike Saryが見出したドラマーMark L. Perryを加えた5人編成でのレコーディングとなっています。
バンドHPでは影響元として、NATIONAL HEALTH、SOFT MACHINE、FRANK ZAPPA、BRUFORD、BRAND X、HAPPY THE MAN、SAMLA MAMMAS MANNAというジャズ・ロック/アヴァン・プログレの錚々たるグループが挙げられていますが、本作で繰り広げられるサウンドを聴けば「なるほどっ!」と膝を打つことでしょう。
ジャズ色濃厚な緻密かつ硬質なドラミングに絡む地を這うように妖しくうごめくベース、クリーントーン主体で浮遊感あるフレージングを紡ぐギター、多彩にトーンを変化させ七色の輝きを放つシンセサイザー、前衛的なプレイで応じるピアノらによる、少しも先の読めないスリリングなアンサンブルがとにかく圧巻。フュージョン・タッチの流麗な演奏を聴かせていたかと思うと、ギターが突如ヘヴィな尖ったプレイで畳み掛けシンセと火花を散らすテクニカル・アンサンブルへ突入、ピアノがミステリアスに響くアヴァンギャルドなパートに、ちょっぴりトロピカルなシンセのユニークな音色が楽しいコミカルタッチまでも織り込んだ、一曲の中でも次々と目まぐるしく表情を変えていく演奏は、これぞプログレッシヴ・ロック!と言い切ってしまいたいほどの素晴らしいパフォーマンスです。パーカッションを強調した無国籍風のパートでは、PIERRE MOERLEN'S GONGなどに通じるセンスも見え隠れします。
Mike Saryの頭の中にある、奇想天外ながらも緻密に構成されたサウンドを、寸分も狂いのないアンサンブルで形にしていく各メンバーの技巧とセンスの確かさには脱帽。上記のバンド、特にFRANK ZAPPA、SAMLA MAMMAS MANNAあたりのファンには直撃するであろうアヴァンギャルド・プログレの傑作盤です!
日本語版HP(試聴あり)
https://frenchtvjapan.jimdo.com/
Bandcamp(試聴あり)
https://frenchtv.bandcamp.com/
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