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キーボード奏者&コンポーザーで、後に映像音楽の世界でも活躍することになるPeter Seilerを中心に、1972年に結成されたキーボード・トリオで、ドイツのEL&Pと評されるグループ。75年のデビュー作。キース・エマーソン直系のそそり立つようなムーグ・シンセ、クラシックの素養を感じさせる格調高いピアノ、アグレッシヴに畳み掛けるハモンド・オルガン、そして、EL&Pにはないエッセンスなのが壮麗に鳴り響くメロトロン。グレッグ・レイクを柔らかにしたようなヴォーカルも印象的で、陰影に富んだジェントルで端正な歌声と、ドイツらしいロマンが香るメランコリックな叙情に富んだメロディも魅力です。EL&Pからの影響とともに、バロック音楽の「気品」や「荘厳さ」が加わったサウンドは、チェコのCOLLEGIUM MUSICUMにも通じています。名作です。
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