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名実ともに現代ポーランド・プログレの最高峰に位置するバンド、前作より4年ぶりとなった23年作8thアルバム。2016年に40歳の若さで死去した長年のギタリストPiotr Grudzińskiの後任として、過去作にゲスト参加していた元QUIDAMのMaciek Mellerが加入、現メンバーでの第1弾となるのが本作です。ギターによるメタリックな重量感、キーボードが担うファンタジックな音使い、そして浮遊感と陰鬱さが入り混じる独自の音響センスを調和させた、ドラマティックにして奥行きのある音世界は健在ですが、メランコリックな音作りよりもカチッとタイトなアンサンブルとポップとも言えるメロディが印象的。ファンタジックなシンセが高鳴る1曲目のオープニングはYESかASIAかという感じだし、清涼感あるヴォーカル・メロディも相まって、これまでで1,2を争うキャッチーさで聴かせています。とは言え油断していると、ザクザクと強烈なヘヴィネスでギターが襲い掛かってきて、その対比がまたカッコいい。ピアノを効果的に使った静謐なパートの美しさも特筆です。従来のRIVERSIDEらしさは維持しながらも、かつてなく聴きやすいスタイルを提示している意欲作。
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