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17年結成のイタリアン・シンフォ・グループによる22年作3rdアルバム。前作まではキーボード・トリオ編成でしたが、キーボーディスト交代&ギタリスト加入で4人編成での制作となります。前作同様にCAMEL的と言える情景描写力に長けた繊細なタッチを見せつつも、分厚いキーボードが牽引するイタリアン・プログレらしいダイナミックさもたっぷり盛り込んだ傑作。ラティマーばりに泣く存在感あるギターにキーボーディストが兼任するフルートの切ない旋律が絡みCAMEL風サウンドが広がったかと思えば、スコンッと硬質なリズムに乗ってシンセがカラフルかつ緊張感を持って走り出すカッコいいパートがあり、さらにはチャーチ(風?)オルガンが鳴り響く荘厳なパートまでも飛び出して、重厚ながらも目まぐるしく場面転換するパフォーマンスは、これぞイタリアって感じで絶えずゾクゾクさせられます。叙情性とアグレッシヴさのバランスが素晴らしい、聴き応え抜群の一枚です!
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