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現英国シーンをリードするシンフォ・グループと言える彼らの22年作9thアルバム。デビュー作『REVOLUTIONS』収録の「The White Witch」、04年作『SEVEN』収録の「Lust」のオーケストラル・アレンジ・バージョンに1曲の新曲を加え、全3曲50分の新たな作品として甦らせた一枚です。リーダーRobert Reedがアレンジ含め単独で作り上げた生オーケストラかと思うほどの本格的なオーケストレーションを主役に、女性ヴォーカルのChristina Booth、ギタリストChris Fry(クラシック・ギター)、『Ommadawn』への参加で知られるLes Pennings(語り)の3人+フルートとオーボエのソロ奏者をフィーチャー。とにかくオーケストレーションの完成度が素晴らしく、瑞々しいChristinaのヴォーカルと相性抜群なのは言うに及ばず、流麗なクラシック・ギターやオーボエ&フルートのリリカルな響きとも相まって、スケール大きくもどこまでも繊細な息をのむ音世界が生み出されています。従来のMAGENTAからすると異色作と言えますが、これは単純にクラシカル・シンフォとして極上の出来栄え。RENAISSANCEファンなら堪らないでしょう。必聴作!ペーパーケース仕様。
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