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2015年の脱退まで、前身バンドI QUELLI時代より長年にわたってPFMを支えてきたイタリアの名ギタリストがリリースした22年ソロ・アルバム。地中海の風をまとったあまりに美しいアコースティック・ギターの調べと、しみじみと語りかけるような味わい深さを持つ歌声によって綴られる、穏やかながらもイマジネーション豊かに響くサウンドに胸を打たれます。女性ヴォーカルとのデュエットも交え美麗さの中に物悲しさも漂うカンタゥトーレ的作風を中心としますが、往年を思わせるテクニックで畳みかけたり、『PASSPARTU』あたりに通じるリズミカルな民族調ナンバーが登場したりなど、随所に元PFMとしてセンスが光っていて見事。PFMの一員として歳月を重ね、ソロ・アーティストとなった今この境地に至ったのだと思うと何だか無性に感動がこみ上げてきます。往年のPFMファンにも聴いて欲しいですし、カンタゥトーレ好きの方にもオススメしたい一枚です。
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