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03年頃より活動するフランスのジャズ系ドラマーによる22年リーダー作。アグレッシヴで疾走感たっぷりのジャズ・ロックを繰り広げる一曲目から持っていかれます!前のめりに刻むひたすらタイトでパワフルなドラムに、滑らかながらも鋭さを感じさせるサックスとインプロの素養を下地にスリリングなフレーズを紡ぐギターが絡みついていくアンサンブルは猛烈なカッコ良さ。NATIONAL HEALTHをスピーディにしたような感じもあります。2曲目以降はアンビエント色も加味したイマジナティヴなジャズ・ナンバーが顔を見せ始め、ECM作品のような美しい音世界が広がってこちらも絶品。でもここぞでは重量感溢れるロック・ドラミングを合図にサックスとギターが唸りを上げるハードな展開になだれ込み、その対比がとにかく痛快の一言。カンタベリー・ファン、ECMファン、どちらにもオススメしたいジャズ・ロック好盤!
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