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前作から3年のインターバルを経て発表された本作は、米グラミー賞のハード・ロック/ヘヴィ・メタル部門において、栄えある第1回大賞に選ばれるなど、結成20周年を迎えた彼らへの根強い人気を証明したアルバム。シーンに歩調を合わせつつも、70年代を彷彿とさせるアグレッシヴな展開と熟練の技が光る堂々の作品。87年作。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
MetallicaのLウルリッヒが最優秀ハードロック/ヘヴィメタルパフォーマンス賞での受賞を受けて「奴らはメタルか?(笑)」と言ったとか。
まぁそれは彼がタルのこれまでの功績を知っての発言なのだろう。決して揶揄しての発言ではないと信じたい笑
それでも本作の印象は、同じ英国出身で、かつ国内での人気が高いバンドMagnumの作風によく似ていると思う。あくまでも雰囲気の話だが、それでも音楽のスタイルは本作に関してはよく似た作風となった。つまり「英国臭い」。
M1の「Steel Monkey」からメロディックだがハードな楽曲。「Jump Start」と「Raising Steam」もハードロック風だ。それでもメロディの秀逸さが際立つ。
アコースティックな「The Waking Edge」と「Budapest」、そして「Said She Was a Dancer」は過去のタルが演奏してきたスタイルを彷彿させるもので、昔からのファンも満足するだろう。反戦ソング「Mountain Men」も素晴らしい出来だ。
セールス的にももちろん成功作だったと思う。多分メタル寄りの人々にも訴求したのだろう。Iron MaidenのSteve Harrisだって大好きなタル。いくらハードになろうがメタルではありません。タルはタル。これも秀逸なアルバムだ。
レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る