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ノルウェーのプログレ・グループ、77年の唯一作。初期クリムゾンばりにとめどなく溢れ出す荘厳なメロトロン、翳りに包まれたスペーシーなシンセを中心に、マイケル・ジャイルスからの影響が色濃いシャープかつタイトなドラム、ゴリゴリとしたリッケンバッカーのトーンがたまらないベース、グレッグ・レイクを彷彿させるジェントルな歌唱からピーター・ガブリエルばりのシアトリカルな歌唱まで荒さはあるものの表現力豊かなヴォーカル。77年とは思えない、69年〜70年のプログレ黎明のイギリスのような「混沌」に包まれているのが印象的です。各パートの音はプログレ・ファン悶絶なんですが、構成とメロディがバタバタと節操がないのがご愛敬。ただ、それこそが辺境のB級プログレとしての魅力で、スペーシーで混沌としてるかと思うとメロトロンが叙情的に突如溢れ出したり、たまりません。とにかくメロトロンの鳴りは凄いです!
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
唸る、というか、呻くメロトロン。
1曲目からメロトロンのなだれ込み。中盤以降はFloydあるいはHawkwindみたいなスペースロックで、やっぱりメロトロンだった。
ユーロ集成によれば原盤は国内にも入荷してたみたいで、その筋では有名盤だったらしい。まぁもう少し垢抜けてればもっと話題になってただろうが、ちょい古臭いのだ。
そこを差っ引いてもメロトロンの魅力が再確認できる懐かしのユーロでした。