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NACD061（NORSKE ALBUMKLASSIKERE） 【21年発売CD】
ペーパーケース仕様、デジタル・リマスター。
カケレコ・レビュー
ノルウェー出身フュージョン/ジャズ・ロック・グループ、ノルウェーVertigoよりリリースされた76年2nd
ノルウェーのジャズ・ロック/フュージョン・グループによる、ノルウェーVertigoよりリリースされた76年2nd。新たにヴァイオリニストが加わっていますが、音楽性は前作のMAHAVISHNU ORCHESTRAからはやや離れ、フュージョンらしい滑らかなタッチが強まっています。とは言え変わらずマクラフリンを意識した随所で速弾きを交える超絶ギターは健在だし、クラシックの素養も見せながらシャープに切り込むヴァイオリンのカッコ良さも特筆もの。その合間を縫うように躍動するエレピのクールな音運びにも注目です。空間を感じさせる深みある音作りは初期WEATHER REPORTあたりに通じる印象ですが、ソロパートにおける各楽器の切れ味の良さは前作以上かもしれません。北欧ジャズ・ロック/フュージョン屈指の一枚でしょう。
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レビュー一覧
だれか出してくれ！北欧ジャズロック・カタログ（3 拍手）
レビュアー：らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
昨年一気に北欧の謎のシロモノ再発を開始したNorske Albumklassikereなるレーベル、僕は今回が3作目。いつものことだけど、インフォ読んだだけじゃわからんし、試聴させてもらって気に入ったらゲット！といったくらい。だいたい知らないバンドばっかだもん。
北欧についてはDice, Kaipa, Tribute といったシンフォ系の紹介はあったけどJazz Rock系はリピダル, ユッカ・トロ―ネン,ヤン・シャファー といった大物以外は（Love RecordsレーベルのJazzRock系諸作含めて）取り敢えず見つけたら何とかして素性を探って気になったら買うといった綱渡り的なゲット。まあ結構全体に当たりが多いのも確か。
今回は
�仝業廚�vertigoマーク付き。
�▲瓮鵐弌爾里Δ�Dr.がリピダルの1stに、vln.がRuphus, Folqueの作品に参加。
��もちろん試聴してvln.が絡むゆったりとしたCross Over / Fusion 作風が気に入った。
ということで。
どなたか北欧ジャズロック集成出して下さいな。ヨーロッパじゃ広すぎるから北欧限定がいいなぁ。といった他人任せのリスナーは私です。
1stとの違いはバイオリン（1 拍手）
レビュアー：のんビリさん レビューをすべて見る
70年代中期に、2作を残し76年に解散したノルウェーのジャズ・ロックバンドの76年作2nd。どちらかというと、1stの方が名盤扱いされているようだが、この2ndも良い出来と思う。1stからメンバーを大幅に変え、バイオリンを新たに加えた編成で、1stのようなファンク色を抑え、バイオリンやエレピをフィーチャーしたクロスオーバーへと変化。ヘヴィでパワフルなジャズ・ロックとは感じないが、10分以上の大作2曲「Trees」と「White」はプログレ的ではないだろうか。ノルウェーのジャズ・ロックというだけでかなりマイナーだが、バイオリンを交えたジャズ・ロック好きなら気に入ってもらえると思う。