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ウィルソン・ピケット、テンプテーションズ、フォー・トップス、デル・シャノン、リンゴ・スターなど大御所アーティスト達の作品でプレイするデトロイト出身セッション・ギタリストDennis Coffeyが、69年にリリースしたリーダー作。いやはやこれはカッコ良さの塊のような一枚!ジャジー&グルーヴィなリズムに乗ってギターとオルガンの豪快なプレイがぶつかり合うサイケデリック・ソウル・インストがただただ痛快です。ジミヘンの影響が伺える鋭利さと骨太さが同居するサイケなギター、それに負けじとワイルドに唸りまくるオルガンによる、互いを食わんとするかのような熱い競り合いに終始耳を釘づけにされます。小技を利かせつつゴキゲンなグルーヴを刻みつづけるR&Bフィーリングたっぷりのリズム・セクションもナイスすぎます。そんなド派手なプレイで聴かせる「Get Back」「Hey Jude」は、数あるカバーの中でもかなりの完成度で聴き所。マイナーながら、69年という時期ならでは熱気を見事に切り取った快作です!
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