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SPCD003(SAMUM) 【13年発売CD】
三面開きデジパック仕様、CD-R。
2290円 (税込2519円)
レーベル管理上、デジパックに若干不良がある場合がございます。また自主制作CD-Rという関係上、再生機器によっては音飛びなどが生じる場合がございます。ご了承ください。
現代ロシアを代表する3人組プログレ・バンドによる13年作4th。シャープで安定感のあるドラム、テクニカルに躍動するベースを土台に、キーボードがリズム隊とは異なる変拍子でミニマルかつエスニック調のフレーズをかぶせ、緊張感を生み出す。そこにどこまでも伸びやかに、そして鮮烈に奏でられるヴァイオリン!芯のある太いトーンのギターやフルートもからみ、「静」と「動」を対比させながら流れるように畳みかけます。目の覚めるような完璧なオープニング・ナンバー。ただただ心が躍ります。2曲目以降も、切れのあるヴァイオリンが疾走するクラシカル・シンフォから、ヘヴィーにうねるギターが炸裂する70年代中期クリムゾン的ヘヴィー・プログレ、フルートをフィーチャーした民族調テクニカル・アンサンブルまで、1曲の中でめくるめく展開しながら、ハイテンションで駆け抜けます。終始テクニカルで展開が多いながらも、決して大味になることなく、精緻で格調高く気品に満ちているのがこのバンドの凄いところ。その点で、ジェントル・ジャイアントをも凌駕していると言っても決して過言ではありません。傑作3rdをさらに上回る、素晴らしすぎる傑作!
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
LOST WORLD BANDの2013年発表作品で、ロシアのバンドらしい1曲目を聴いて傑作を確信!
裏ジャケには3人のメンバーしか記載されていないのですが、3人だけで作成したとは思えない完成度と重量感のあるサウンドが素晴らしい。
1曲は4〜5分くらいなのですが、曲間なく続く曲もあり、全編を通して緩むことのない緊迫感がスゴイ!
曲は全てAndy Didorenkoの手によるもので、フルートとドラム以外のヴァイオリン、ギター、ベース、キーボードは彼が演奏し、ヴォーカルも担当しています。
しかも、各楽器の演奏技術が高い!
テンションの高い演奏から、アコースティックな演奏に切り替わるメリハリもあり、ヴォーカルはクセのない優しい声質です。
バンド形態を取ってはいますが、マルチミュージッシャンAndy Didorenkoのアルバムと言っても過言ではありません。
AFTER CRYINGあたりを思い起こさせるシンフォ・ファンにおススメの1枚。