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カケレコ・レビュー
FLAMBOROUGH HEADやLEAP DAYで活躍するオランダのギタリスト、FHに迫るCAMEL直系シンフォニック・ロックを聴かせる21年作、CAMELからColin BassやKARFAGENのAntony Kaluginほか参加！
オランダの人気シンフォ・グループFLAMBOROUGH HEADやLEAP DAYで活躍するギタリストの21年作7thソロ。2枚組の各discを「electric sruff」「acoustic guitar stuff」と銘打っている通り、disc1では自身のエレキギターのプレイをフィーチャーしたバンド編成のシンフォニック・ロックを、disc2では従来のソロ作を踏襲するソロ・アコースティック・ギター曲を収録。ひたすらにリリカルで心温まるアコギ曲は相変わらず大変素晴らしいものですが、やはり今作で注目したいのはFLAMBOROUGH HEAD時代のように美旋律エレキギターを弾きまくるdisc1。CAMELのColin BassやKARFAGENのAntony Kaluginらを迎えた優美で叙情たっぷりなCAMEL直系アンサンブルに、スケール大きくひたすらロマンティックな旋律を乗せていくギターは溜息が出るほどに見事です。すでにソロ・アコギの名手としての地位を不動のものにしつつある彼ですが、エレキギターのプレイもやはり極上。Eddie Mulderというギタリストの集大成と言って良い内容を持つ充実作です。
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