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元RARE BIRDのMark Ashton(vo/g)を中心に、元ATOMIC ROOSTERのメンバー、後にRIFF RAFFやEAST OF EDENで活動するメンバー達によって結成されたブリティッシュ・ロック・グループ、74年デビュー作。このサウンド、例えるならSAD CAFEやO BANDにサザン・ロック的アーシーさを加えた感じ。カッチリとタイトに刻む緻密にして疾走感たっぷりのリズム隊、線の太いブルージーなプレイに痺れるギター、そしてコーラスを纏って哀愁いっぱいに歌い上げるヴォーカル。英バンドらしいタイトな職人肌のアンサンブルと、南部ルーツ音楽的なアーシーさと骨太さを持つ音楽性が絶妙に組み合わさっていてこれは見事です。ヴァイオリンの存在も印象的で、2曲目など泣きのギターと絡みながら物悲しい旋律を奏でるG&Vlnのツイン・リード・ソロには目頭が熱くなります。上記したSAD CAFEやO BAND、またALAN ROSS関連の作品に惹かれた方なら、この作品も是非!
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
Hudson/Ford のThe Monks / Bad Habits ←タイトルがHeadstoneと同じだからややこしい!、と同じく煙草加えたちんぴら修道尼で、めちゃくちゃカッコいい本作。ハドソン&フォードの修道尼は「ヤバい!ばれた!」感のジャケでいたずらっぽい傑作ポップだけど、こちらは開き直った尼さんが「なんか文句ある...?」って感じの男前な姐さんだからタチが悪い。ただし元レアバード&元アトミック・ルースターがいるからといって大仰なプログレを期待しちゃいかん。あくまでもファンクやフォーキーな色も混ぜ混ぜの英国70年代ロック。
ちなみにブートCDで出てた2ndにはピーター・ヴァン・ホックやマックス・ミドルトンも参加してちょっとばかりお洒落になってるので、こちらの再発も期待しましょう!