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SVR251CD(SVART) 【21年発売CD】
天才ギタリストJukka Tolonenを中心とするフィンランドのプログレ/ジャズ・ロック・バンド、最終作となった74年4thアルバム。本作は自国フィンランドのみならず英国、カナダ、ドイツ、アメリカなど世界各国でリリースされた一枚で、それに恥じぬ高い完成度のジャズ・ロックを聴かせてくれます。前作『LAMBERTLAND』でアヴァンギャルドさとクリアな北欧幻想が入り混じる個性的なジャズ・ロックを創出した彼らでしたが、本作ではそこにWIGWAMにも通じるポップなメロディを加味。ジャズ、ブルース、サイケとクルクル表情を変える変幻自在なギターを軸に舞うようなサックスも交え奔放な音の交歓が繰り広げられるサウンドは、『FAIRYPORT』『BEING』あたりがお気に入りという方なら堪らないでしょう。本作リリース後にベーシストが脱退したバンドは分裂状態に陥り、スウェーデンでのツアーを終えると、同年にあえなく解散。この先のサウンドが聴いてみたかったと思わずにはいられない充実作!
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レビュアー:らざふぉーど博士さん レビューをすべて見る
北欧のジャズロックではユッカ・トローネンがやっぱりすごかった。彼のソロはJTB=ユッカ・トロ―ネン・バンド)含めて北欧フュージョン/インスト・ロックの中でも、ヤン・シャファーの一連の作品と同じくらいパワフルでクール。
タサヴァラン・プレジデンティはユッカがリーダーで弾きまくってるという印象が強かった。74年の本作はLove RecordからCD化された時買い逃した。今回のCD化で初めて聴いて、あれ?
いや、インスト曲は本作以前やユッカのソロと同じく激しい弾きまくりなんだけど、ヴォーカルが入った曲はWigwam「夜の原子核倶楽部」とかCaravan「聖ダンスタン通りの盲犬」みたいにほのぼの系がトッピングされてる。これはこれですごく楽しい。以前の盤にも同じvo参加してたっけな〜と聴き直す機会が出来て、これまた嬉しい♬