カケハシ・レコード

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PAPILLON

LATTE E MIELE

評価:4.53件のレビュー

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VMCD085(VINYL MAGIC

紙ジャケット仕様。

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カケレコ・レビュー

初めてローマ法王の御前で演奏したロック・バンドと言われる、ジェノヴァ出身のキーボード・プログレ・バンド、73年作2nd

70年代にLE ORMEなどと並んで、イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの73年作2nd。その内容は脱獄劇「パピヨン」をコンセプトに製作された、前作同様スケールの大きなコンセプト・アルバムとなっています。キーボード・トリオ編成と言うことでやはりEL&Pからの影響が色濃く、オルガン、ピアノを中心に、ベートーベンの「悲愴」やヴァヴァルディの「四季」を取り入れたクラシカルなキーボード・ロックや、コンボスタイルのジャジーなサウンドまで堪能することが出来ます。さらにはオーケストラを大きく取り入れたアプローチも特筆すべきものであり、壮大なバラードにおける管弦セクションのクラシカルな彩り、室内楽風の弦楽奏、ソロを取るヴァイオリンなど、やはりシンフォニック・ロックとして一級品ですが、実は哀愁に溢れたボーカルのメロディーこそ彼らの一番の個性であり、インターリュードとしてたびたび登場する物悲しい歌メロをはじめ、イタリアならではのメロディーメイクのセンスが際立った作品とも言えます。

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レビュー一覧

評価:5キーボードロック名盤(9 拍手)

レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る

73年2nd。

まだ10代でデビューを果たしたとか、ローマ法王の前で
演奏した経験もあるとか、話題性のあるキーボードロック
バンド。

逃亡劇「パピヨン」をコンセプトに作られた本作は、
オーケストラも動員し、ELP路線のキーボードロックを
展開しています。
クラシック、ジャズコンボ、ロックの鮮やかな融合作。

知名度ではデビュー作「受難劇」が上ですが、この
2ndアルバムも1stに負けず劣らずの名作です。





ナイスレビューですね!

評価:4美メロディふんだんの傑作(1 拍手)

レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る

とても美しくてひと懐っこいメロディにあふれた珠玉の一枚。例のジャケットで有名な1stよりも格段にこなれた印象でこちらのほうが自分は好きです。

ナイスレビューですね!

評価:4イタリアならではの構成力(1 拍手)

レビュアー:keithさん レビューをすべて見る

PFM、BANCOなど有名どころにも引けをとらない演奏力と構成力。ELP(NICE??)からの影響を感じさせつつもオリジナリティーに溢れてます。時代を考えるとキーボード主体にするとどうしてもエマーソンのフォロワーをされてしまいます。

ナイスレビューですね!

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