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70年代にLE ORMEなどと並んで、イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの76年作3rd。前2作でイタリアン・ロック古典の名バンドとしての地位を確立した彼らですが、本作ではドラムのAlfio Vitanza以外のメンバーを一新、ベーシストに加えキーボーディストが2名加入したダブル・キーボードの4人編成となりました。さらに、同郷ジェノヴァのアヴァンロックバンドPicchio Dal Pozzoのメンバーがフルート、サックスでゲスト参加し、NEW TROLLSのVittorio De Scalziのプロデュースという豪華な布陣で製作されています。その内容は、前2作のコンセプト志向からの脱却を図ったものであり、ダブル・キーボードを駆使した広がりのあるシンフォニック・ロックを聴かせつつ、イタリアらしい美しいボーカルナンバーに重きを置いた素晴らしいものですが、ベートーベンの楽曲のプログレアレンジ、そして、ラストに配置された20分を超える大作など、爆発的な熱情にまかせた前2作とは違った、構築的で洗練されたシンフォニック・ロックを展開。知名度は前2作より落ちるものの、やはり素晴らしい作品です。
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レビュアー:kaipa2007さん レビューをすべて見る
前2作とは打って変わって歌物へ移行、それでもイタリアらしさは失われずにいる。見事なまでのコーラスワーク、ツインキーボードによる厚みを増した音には満足。確かLPでは一番早くに日本に紹介された記憶が・・・。
レビュアー:akagiさん レビューをすべて見る
「受難劇」のドラマチックな展開とは違って、大袈裟さは無いが1曲毎の出来がまとまった感がある。
派手なものも地味なものも私は「好き」と感じてしまう。邦題「鷲と栗鼠」の日本盤紙ジャケ発売はあるのだろうか。
今回輸入紙ジャケということで購入したがジャケットに盤が剥き出しのままという如何にもイタリアらしいところでは
あるが、日本人には受け入れ難い仕様だったので割高感がある。ので、1点減点している。