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FINISTERREを率いた奇才Fabio Zuffantiを中心に、ムゼオ・ローゼンバッハやイル・バレット・ディ・ブロンゾなど70年代のグループに敬意を払い、そのサウンドを再現することをコンセプトに結成したグループ。前作から4年ぶりとなった2010年作5th。ヴィンテージ・キーボードをフィーチャーした分厚くテクニカルで歌心に溢れたアンサンブル、攻撃的な「動」のパートとフルートが舞う「静」のパートとの対比鮮やかなダイナミックな構成、胸に迫るリリシズムと熱くエモーショナルなヴォーカル。そして、ここぞで溢れる必殺のメロトロン!クラシカルなフレーズからジャズ/アヴァンギャルドのエッセンスもある硬質なフレーズまで表情豊かなピアノも特筆もの。メロディ・センスも一級品で、特に7曲目の流麗なメロディは言葉を失う美しさ。イタリアン・ロックのファンは必聴!素晴らしい作品です!
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レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
イタリアのヘヴィシンフォバンド、ラ・マスケラ・ディ・チェッラの4th。2009年作。
70年代イタリアンプログレの栄光を取り戻すべく結成され、高品質なヘヴィシンフォ作をリリースしてきたこのバンドだが、初めに聞くべきはこの4thアルバムである。これまでよりもメロディが前面に出ており、イタリア特有の「怪しさ」よりも、哀愁の美メロ、激しいバンドアンサンブルなど、疾走感や勢いは過去最高である。
前作「Lux Ade」と比較すると、前作を「陰」とすれば明らかに「陽」といえる。
特筆すべきはバンド初のギタリストとしてMatteo Nahumが加入し、泣き泣きのプレイをしていることである。最終曲の5分20秒過ぎからのギターソロなんて悶絶もの。すぐに脱退したことが本当に惜しまれる。あんまりいい辞め方じゃなかったみたいなんだよな、、、