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ポーランドの4人組インスト・プログレ・グループ、20年デビュー作。彼らの持ち味は何と言ってもヴィンテージで哀愁溢れるメロトロンの音色!轟轟と鳴り響くメロトロンに重く強靭なギター&ベースが重なり合うパートは北欧ANGLAGARDも彷彿とさせつつ、同時にポーランドらしい憂いや繊細さ、クラシカルな気品も感じさせる完成度の高いアンサンブルは素晴らしいの一言。メロトロンを操るkey奏者による美麗なタッチのピアノも絶品で、泣きのメロディをエモーショナルに奏でるギターと共にドラマチックで叙情たっぷりのインストゥルメンタル・サウンドを展開しています。これは傑作!デジパック仕様。
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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
初期クリムゾンのような1曲目からメロトロン全開で、途中からハードなギターが加わると厚みのあるサウンドに一転。
続く2曲目ではANEKDOTENのような様相を呈し、終盤に登場するオルガンがまたプログレ・ファンのツボを押さえている!
かと思えば、中盤ではピアノを中心にしたジャズ・ロック風味の曲もあり変化に富んでおり、聴き手を飽きさせない。
なんと言っても、そのヴィンテージ感ある音色が魅力なのだろうが、近年のバンドらしい力強さもあり古さは感じさせない。
ピアノやギターが奏でる哀愁のメロディがポーランドらしい。
聴き所満載なので、インストゥルメンタル作品にも関わらず、一気に聴き通してしまう好作品♪
蛇足になってしまうが、このCDは穴あきの変形ジャケになっている。
アナログ時代には凝った変形ジャケもありマニアの心をくすぐったものだが、CD時代になってからはそういう面白味も失われつつある。
私はマニアではないけれど、プラケースに切り替わってしまうとこの遊び心も失われてしまうのだろうな・・・と思うと少し残念な気もする。。