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ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したグループ。71年作4th。前作と同じく、ヴォーカル&ギターのミラー・アンダーソンがほとんどの曲を作曲。彼がつむぐ叙情美豊かなメロディと憂いたっぷりのエモーショナル&ソウルフルなヴォーカル、そしてメロウなギターを中心に、本作より正式加入したミック・ウィーヴァーのファンキーなオルガン、ヘンリー・ローザーが抜けた結果か高らかに炸裂するホーンを伴った、グルーヴィー&ファンキーなサウンドが印象的。BS&Tやシカゴに負けない逞しさとともに、英国叙情に溢れた佳曲ぞろい。英国ロックの深い森の奥から静かに立ち上るような幻想的なアコースティック・ナンバーも出色です。ブルース・ロックからブラス・ロックへと愚直に黒人ルーツ・ミュージック探求をひた走るバンドのストイックさに胸が熱くなる名作。すべての曲がもうカッコ良すぎ!
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レビュアー:けんたろうさん レビューをすべて見る
武骨な哀愁が強く出たプログレッシヴなブルーズロック/ブラスジャズロックで有名なバンドの4作目です。ファンクの要素を大胆に導入していますがにじみ出る哀愁は変わりません。幻想的な大作も残り、コロシアムのジョン・ハイズマンとのドラムバトルも聴きものです。最終曲のバラードがミラー・アンダーソンのソロ作を思わせる傑作です。