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フランス南部出身の新鋭シンフォ・グループ、19年作2nd。PENDRAGONやARENAで活躍するClive NolanやFROST*のCraig Blundell、PANIC ROOMのギタリストDave Foster、DRIFTING SUNのPat Sanders、Steve Rotheryのバンドで活躍するkey奏者Riccardo Romano(本作ではヴォーカルを担当)など英モダン・プログレ・シーンの名だたる面子がゲスト参加。戦争で心に傷を負った兵士の物語を描くコンセプト・アルバムで、シリアスなSEを多用し重厚な雰囲気に包まれつつも、隅々まで美しく澄み切ったメロディで満ち溢れたシンフォ・サウンドはただひたすらに感動的。軸となるのはアンディ・ラティマーを思わせるエモーショナルなギターと透明感あるキーボード、エネルギッシュなリズム隊による深遠でメロディアスなアンサンブル。そこへ歪んだギターが変拍子リフを刻むスリリングなパート、水平線の彼方まで広がっていくようなシンセや粛々としたアコギが優美な音世界を描くパート、管弦楽器が格調高くも憂いを帯びた旋律を奏でるクラシカル・パートなど多彩な作風を交え、物語のように起伏あるドラマティックな音世界を描き出します。力強く芯のある女性ヴォーカルや柔らかな男性ヴォーカルの歌声も魅力的。まるで一本の映画を観終えたかのような聴後感が味わえる、圧巻の大作にして傑作です。
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