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ご存じ現プログレ・シーンの王者と呼ぶべき人気グループによる6年ぶりとなる19年作。2015年にキーボードのTomas BodinとドラムのFelix Lehrmannが脱退して以来初のスタジオ作となっており、新メンバーにはZach Kamins(key/g)とMirkko DeMaio(dr)を迎えています。特筆はキーボードの活躍。冒頭からピアノとメロトロンがリリカルに舞うインスト小曲で幕を開けると、力強く溢れ出すヴィンテージ・トーンのオルガンでTFKサウンドに厚みをもたらします。前任者T.BodinよりはKAIPAのkey奏者Hans Lundinに近い柔らかくも芯のあるタッチのプレイが印象的です。メロトロンも随所で北欧プログレらしい透明感を描き出していて、全体のサウンド的にもKAIPA的なファンタスティックさが従来よりも強めかもしれません。もちろんRoineのエモーショナルな入魂ギターを筆頭にスケール大きく展開するTFKらしいスタイルは健在。キーボードのカラーの変化を原動力にして軽やかなファンタジーが全編を覆うさすがの力作です!
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