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日本のスピード・グルー&シンキで活躍したドラマーJoseph Smithが在籍していることでも知られるフィリピンのグループ。74年作。前作の延長線上のエキセントリックなヘヴィ・サイケはさらに強度を増し、ピアノや弦楽器をフィーチャーしたメロディアスな楽曲など、アレンジの引き出しも増えた名作。ヘヴィな楽曲でのアンサンブルの完成度は圧巻の一言で、音が鳴っていない「間」の雄弁さは特筆もの。デジタル・リマスター。
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レビュアー:kobakunさん レビューをすべて見る
まるでオザンナのような怪しげなジャケ。曲のオープニングも負けずにチョー怪しいです。 不気味なシンセをバックに、呪文のような歌声がこだまします。ジャケのイメージそのままの、エキゾチックでプログレッシヴなナンバーで幕を開けます。スゴイです!基本はへヴィーでブルージィーでサイケなハードロックなんですが、時折入るストリングスのアレンジが曲に彩りを添えているうえ、タガログ語の歌が辺境度をアップさせ、ロック後進国ならではの二番煎じっぽさを微塵も感じさせません。カッコイイです!
フィリピンはまだまだロックの秘境でしょうが、この作品はそんな秘境ならでは怪しい空気をそのままパック詰めしたような新鮮な味わい、衝撃が詰まっているといえます。辺境ファンならずとも、ロックの新たな刺激を求める人にお勧めの作品です!
レビュアー:JJさん レビューをすべて見る
スピード・グルー&シンキで活躍したドラマーJoseph Smithが在籍していると言う事で興味を持ちCDを購入しました。もっとしょぼい音だと思っていましたが、なかなかどうして演奏もしっかりしており、重厚なヘヴィ・サイケを聴かせてくれます。ジャケットはしょぼいですが、CDはオリジナル・マスターから収録されたようで音質も良いです。1974年当時、フィリピンにこんなカッコいいバンドがいたことに驚かされます。
レビュアー:2さん レビューをすべて見る
4曲目が特に素晴らしいと感じました。それほどへヴィーな感じはせず、ときどき心地よい浮遊感があります。この時期のフィリピンのロック音楽を特にPinoy rockと呼ぶのを今回はじめて知り、探すときに便利なので覚えておきたいと思っています。