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ENIGMATIC OCEAN

JEAN-LUC PONTY

評価:52件のレビュー

在庫なし

191102(ATLANTIC

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カケレコ・レビュー

フランク・ザッパ〜マハヴィシュヌ・オーケストラで活躍した名ヴァイオリン奏者、ホールズワースやダリル・スチューマー、スティ−ヴ・スミスら腕利きが脇を固めた77年の名盤

MAHAVISHNU ORCHESTRAやFRANK ZAPPA & THE MOTHERS OF INVENTIONといった有名グループでキャリアを積んだフランスのジャズ・ロック界を代表するヴァイオリニストの77年ソロアルバム。全編でテクニカルなヴァイオリンをフューチャーしたクロスオーバー・ジャズ・ロックが収められており、スリリングなパフォーマンスの応酬が聴き応え充分な名盤です。また、ゲストで参加している名ギタリストAllan Holdsworthのプレイが素晴らしいことでも知られてきたアルバムであり、随所で個性的なフレーズを連発。フレンチ・ジャズ・ロックの金字塔的なアルバムと言えるでしょう。

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評価:5フランスのヴァイオリンロック傑作!(6 拍手)

レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る

77年作
Jean-Luc Pontyはフランスのヴァイオリニスト。
フランク・ザッパ、マハヴィシュヌ・オーケストラでの活躍は言うまでも無く、
彼がジャズロック、そしてフュージョンシーンに与えた影響は計り知れません。
フランスは実はMagma人脈を中心にとんでもない名盤、隠れ名盤が存在しており、
CDが希少だったりするためにあまり知られていないのですが、その中でもトップ
の知名度を誇っているのがJean-Luc Pontyと言うわけです。
さて、本作はAllan Holdsworth、Steve Smith、Daryl Stuermerという豪華なサポ
ート陣の凄さが目を見張る、言うまでも無い大名盤です。ジャズロックの聴き所と
いうのはやはりその切れ味の良いスリリングな曲展開と、バカテクなインタープレ
イの応酬だったりすると思いますが、そういったジャズロックの旨みを完璧に満た
しているアルバムの代表例です。とにかくメロディアスでありスリリングな楽曲群
に圧倒されます。Jean-Luc Pontyと前述の2人の超絶なソロ、Steve Smithの全くブ
レのないリズム、そして知名度こそ劣るかもしれませんが、ジャズ/クラシック畑
のキーボーディストで、サントラなどでの活躍が華やかなAllan Zavodのプレイも、
まるでPatrick Morazのごとくいぶし銀の絶品なソロを取ります。
非の打ち所ない、まさに完全無欠のジャズロック傑作です。

ナイスレビューですね!

評価:5豪華演奏陣参加の叙情派プログレ/フュージョンの名盤。フランスの洒落た感覚も。(2 拍手)

レビュアー:黒吉さん レビューをすべて見る

ヴァイオリン自体がメロディーに大きく依存する楽器なのですが、この方はそもそもクラッシック界からの転身組ですので、演奏の根底にも、よりそれを重視したものが聴かれます。
第二期Mahavishnu orchestra(「Apocalypse」「Visions of the emerald beyond」)での同僚Ralph Armstrongを筆頭に、御存じAllan holdsworth、当時のレギュラー陣Daryl Stuermer(後のGenesisのサポート等、ソロ作にも秀作を残す)とAllan Zavod(Frank Zappaに絡む)、そしてSteve Smith(後のあのJourney、Vital information、Steps ahead等)という豪華な演奏陣の個性を充分に生かした、叙情的で憂いと陰りのある美しさを基として様々なスタイルの楽曲が聴けます。Jazz/rockなのですが、プログレ系のフュージョン的な聴き易さがあります。但し、よく他分野から指摘される、プログレ系やハードロック、メタル系にある「ダサさ」が無く、「洗練された洒落た感覚」があり、そこがミソ。そこがフランス的なのだろうなと思います。
Steve Smithは同じバークレー音楽院出身で当時Weather reportのPeter Erskineの影響が強い演奏、注目のAllan holdsworthですが、後に見られる洗練されたスタイルではありませんが、「Nostalgic lady」等勢いのある貴重なものが聴かれ、Daryl Stuermerは堅実で、後の活動の有り方がが解る演奏であったりします。

ナイスレビューですね!

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