はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
76年結成、84年にデビューしたスウェーデンのシンフォニック・ロック・グループ。なんとVAN DER GRAAF GENERATORの鬼才ピーター・ハミルをヴォーカリストに迎え制作した19年作。管弦楽器群とシンセ&エレクトロニクスをアーティスティックに融合させた透明度高くも重厚な聴き応えを持ったサウンドは、バンドの前作『OFF THE RADAR』に通じるもの。ただ、ハミルの一声一声に深みを伴った歌声をメインに聴かせる作風となっていて、前作ではどこか突き放すような孤高さを感じさせたサウンドを、歌モノとしての聴き易さとバランスの取れたスタイルへと落とし込んでいます。ハミルのヴォーカルは勿論ですが、デヴィッド・ジャクソンを意識した掠れたサックスのプレイも飛び出したりとVDGGを彷彿させる要素も各所で登場。4曲目や5曲目は初期VDGGファンも「おおっ」となるはず。それにしても、個性の塊のようなISILDUR'S BANEの演奏の中にあっても、強烈な存在感を失わないハミルのヴォーカル・パフォーマンスの素晴らしさには改めて脱帽です。互いの持ち味が最大限に引き出された理想的なコラボ作に仕上げています!
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。