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IT'S A BEAUTIFUL DAY

IT'S A BEAUTIFUL DAY

評価:41件のレビュー

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TRC001(TRC) 【88年発売CD】

シリアルナンバーなし仕様。

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カケレコ・レビュー

69年作、シスコ・サイケ永遠の名作

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レビュー一覧

評価:4意外と硬質なヘビーロックである(4 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

牧歌的なフォークの中に反戦主義を閉じ込めた名曲「ホワイト・バード」と、チャイルド・イン・タイム原曲の「ボンベイ・コーリング」で知られている作。60年代サンフランシスコ・サウンドと同義のバンドであります。リーダーがバイオリン担当というのも珍しいではないですか。サイケとフォークの印象が強いのは、ボーカルのリンダ・ラフレイムが作曲に参加しているからです。彼女はこのファースト・レコードで脱退してしまいます。(リーダーのデイビッド・ラフレイムの奥さんです。)わたしがなぜに彼らを支持しているかと言えば、意外にヘビーな演奏をするバンドであるから。この印象的なカバーアートだけと思ったら大間違いです。

イッツ・ア・ビューティフル・デイ、モビー・グレープ、ジェファーソン、クイックシルバーと並べてみると、サンフランシスコが硬派のバンドを輩出する土地柄だったことがわかります。ふにゃけた商業主義とカントリーが支配する70年代ウエスト・コーストの印象とはかなり違います。彼らの理想主義がそれぞれ敗北していくのは、なんとも…。諸行無常と言いますか、民主党政権に利用されただけ、と言いますか。わずか7曲の中に、好き放題を詰め込んだこのレコードを、冗長ととらえるか、古臭い平和主義ととらえるかはユーザー次第です。彼らのCDは入手困難な状態が続いていて、全部揃えようと思ったら苦労します。サブスクでも聴ける音ですのでぜひ。2023.04.09

ナイスレビューですね!

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