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アクアラング

ジェスロ・タル

評価:51件のレビュー

在庫なし

CP281033 【89年発売CD】

GREENLINE帯(税表記有)、定価2550+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th

68年に「日曜日の印象」でデビュー、イギリスのプログレッシブ・ロックシーンを代表するバンドであり、デビュー当初から独自のポジションを築き異彩を放っていたグループ。首謀者Ian AndersonのフルートはCAMELのそれとは全く方向性の違うエネルギッシュなものであり、バンドの代名詞となっています。本作は彼らの代表作と名高い71年作。Jeffrey Hammond、John Evanが新加入した本作は、ハード・ロックのドライブ感とアコースティックなトラッド・フォークの質感を混在させた名盤であり、その対比はアルバムを通してロックのダイナミズムとコントラストとなって現れます。コンセプト性を感じるトータル感も素晴らしい傑作。

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評価:5タル最初の名盤(1 拍手)

レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る

Jethro Tull(以下、タル)が好きだ。とにかく好きだ。自分でもなぜだかよくわからないが、聴くと落ち着くのだ。
イアン・アンダーソンのロマンがありながらアグレッシブな声、「ドゥッ、ドゥドゥ、ブオゥッ」というあのフルート、マーティン・バレのヘヴィーなギターの音色、アンダーソンのアコギの味わい深い音色、そして哀愁のメロディーとひねくれた歌詞。演劇的なステージ。

5大バンドの凄さやロックの歴史における功績はもちろん偉大なものであるし、愛聴もしたが、なぜだろう、タルを聞くと「ああ、やっぱりこれだ」という気分になる。

その中でも1971年発表の4th、「Aqualung」は一番思い入れがある。私のタル入門盤でもある。
とにかく隙がない。お馴染みのあのリフから終曲「Wind up」まで、バンドのステージを見ているかのようである。
そして各曲のレベルが恐ろしく高い。上で述べた彼らの美点がすべて入っているのだ。全曲名曲であり、タルのライヴでの定番曲ばかりである。

ブルーズからクラシック・フォーク的アプローチへ、小曲集からトータル性を感じさせるアルバム構成へと大きく脱皮した分水嶺となるアルバムでもある。

なお、示唆に富む歌詞や裏ジャケの記述から「コンセプトアルバム(神や宗教への疑念)」とよく言われるが、あまり意識しなくてもよいかも。アンダーソンも否定しているので。
でも聴いているとまるで全体にひとつのストーリーがあるかのように感じる。ここもまたこのアルバムの偉大なところであろう。

ナイスレビューですね!

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