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64年に結成され、グレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインに先駆けた「シスコ・サイケ」の草分け的存在として名高いグループ、69年唯一作。西部劇風の衣装を身に纏い、いち早くステージにLSDやライト・ショウを持ち込んだグループとのことで、一体どんな奇抜なサウンドが飛び出すのかと思いきや、曲調は意外にもカントリーやブルーグラス・テイストを取り入れた爽やかなフォーキー・ロック。しかしながらよくよく聴いていくと、ヴォーカル&コーラスはどこか心ここにあらずだし、演奏もなんだかフワフワしているし、突如フリーキーなサックスが入ってきたりするし…。後半からはリズムが不安定に変化する実験的な楽曲「Doubtful Walz」や7分に及ぶダウナーなジャム「Alabama Bound」など、アシッド臭漂う楽曲が増加。軽快な中にも散りばめられたサイケな実験性、流石はシスコ・サイケのレジェンド…と唸らされる、サイケ・ファンには堪らない名盤です。
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