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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
OPUS AVANTRA名義でリリースされた95年作4thアルバム。
ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、フルート、ピアノが演奏に加わり、ロックというよりもクラシック寄りの作風だ。
1曲目の組曲「Viaggio Immaginario」はラヴェルの「ボレロ」を思い起こさせるような曲で、全体的にはシリアスな印象が強いのだが、彼らの音楽を説明する際によく使われるアヴァンギャルドな要素も加わった5曲目「Danza Arcana」は初期作品で聴かれたような実験性も持ち合わせたファン必聴の1曲になっている。
やはり、存在感のあるDONELLA DEL MONACOのヴォーカルと、この過激さが彼らの魅力なのだ。
シリアスな作風のためかあまり評価は高くないようだが、(ヘビーローテーションになるようなことはないかもしれないけれど・・・)とても良質なアルバムだと思う。