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TO MUM FROM AYNSLEY AND THE BOYS

AYNSLEY DUNBAR RETALIATION

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BIGPINK566(BIG PINK) 【18年発売CD】

紙ジャケット仕様。

カケレコ・レビュー

英国の実力派ドラマー率いるグループ69年作3rd、key奏者Tommy Eyreを迎えジャジーなオルガン・ブルース・ロックを聴かせる逸品、プロデューサーはJohn Mayall

JOHN MAYALL’S BLUES BREAKERSやJEFF BECK GROUPを経、後にザッパ・バンドやJOURNEYを渡り歩く英国の名ドラマーAynsley Dunbar率いるブルース・ロック・バンド。69年の3rdにして実質的な最終作。プロデュースはJohn Mayallが務め、また本作からMARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られるkey奏者Tommy Eyreが加入。ずっしりとしたドラム、低く囁くようなヴォーカル、タメの効いたブルージーなギター…重たく陰翳に富んだいぶし銀のブルース・ロックは前作の延長ながら、そこへEyreのメロウで流麗なハモンド&ピアノが加わって、よりジャジーな色合いを持った躍動感のあるアンサンブルを聴かせています。Eyreによるハモンド・ソロをこれでもかと全面に押し出したT3、荘厳な教会風のオルガンで幕を開けるT4、弾むベース&ギターがファンキーなT7など、混沌たる時代を反映するように多彩なジャンルを取り入れた作風もユニーク。Vertigoのジャジーなオルガン・ロック・ファンも気に入ること間違いなしの、聴き応えある名作です。

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