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イギリスのフォーク・ロック・グループ、71年の唯一作。親しみやすい歌声の心温まるヴォーカル&ハーモニー、いかにも英国的な牧歌的でリリカルなメロディ。アコギを基本に、ナチュラルなトーンのメロウなギター、優美なピアノが絶妙に絡むアンサンブルも絶品。GALLAGHER & LYLEが好きなら必殺でしょう。とにかく素晴らしい英フォーク・ロックです。無名なのが信じられないほどハイ・クオリティな名作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ターニー・スペンサーにしろ、バンド・コールド・オーにしろ、フォーク・タッチのロックをやらせたら英国専売特許なのではないかと思います。US西海岸と英国フォークの違いはどこなんでしょうね。アコギとコーラスを強調するところは共通なのに、かたやUS、かたやUKと明確に色分けできるのが実に不思議なところです。ひとつは声に湿り気があることなんです。でも、人間の耳に声の湿度を分析する能力があるのか、と考察すると、自分の書いていることに自信が持てなくなってくるのでした。
こけおどし的なところはありません。淡々とアコギを弾き歌っているだけです。エレピやラテン・パーカッションを効果的に使うところが特徴ぐらいでしょうか。発音が綺麗なボーカリストが売りであることは間違いありません。
アクースティックな曲の中、ブライアン・ヤングのファズ・ギターが炸裂する3.Castanettes が目立ちます。この曲いいんですよ。後半の盛り上がりが特によくて、何度もリプレイしたくなります。CDには必殺の1曲だけあれば買う理由になる、というわたしの自説を裏付けてくれるバンドなのです。