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英国フォーク・デュオ、1973年リリースの唯一作。あまり知られていない作品ながら、バックにAFTER TEAやSPENCER DAVIS GROUPで知られるギタリストRay Fenwick、T. REXにも参加したベーシストHerbie Flowersなど熟練のセッション・ミュージシャンを揃えており、非常に端正かつ美麗なサウンドに仕上がっています。基調となるのはLawsonとHulmeによる優しくささやくようなヴォーカルと工芸品のように繊細なアルペジオを紡いでゆくアコギ。盛り上がる部分では甘く奥行きのあるストリングスや金管から木管まで多彩な管楽器など豪華なアレンジが施されていますが、内省的で穏やかな曲調を乱すことなくロマンティックに聴かせていてグッド。哀愁漂う木漏れ日フォークが中心かと思いきやリコーダーをフィーチャーしたトラッド色濃厚なナンバーあり、さらにはドラムやベースにスワンピーなエレキギター、パワフルなピアノまで交えたゴスペル・テイスト漂うフォーク・ロックもありと、バラエティ豊かな楽曲構成も聴き応えあり。ハイレベルな一作です。
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